先天性声帯溝症治療 2022/6/4
2022.06.8
先天性声帯溝症の治療しました
昨年7月ポリープ術後瘢痕切除手術してから2回目の全身麻酔による声帯治療です
いくつも病院に行っても、なんともないと言われ続けて、自分の努力が足りないと思ってきた
それを20年続けてきて、やっと4年前に2件の障害が判明!
『声帯の裏にポリープ瘢痕が大きく残っていたこと』
『左声帯辺縁部に溝が縦に入っていること(先天性声帯溝症)』
声のクリニック赤坂こまざわ耳鼻咽喉科 駒澤大吾先生のおかげです
カメラも4kカメラだから、見つけにくい障害が発見できたのです
治療内容は、
bFGF(塩基性線維芽細胞増殖因子)を声帯の溝に注射して、自分の細胞を増殖させるという最先端の再生医療
声帯粘膜固有層(カバー)を増殖させる治療です
私の声はどうなるのでしょうね?
きちんと落ち着くまでに約1ヶ月かかるそうですが、楽しみです!!
声帯の形が変わるので、発声の際の声帯の使い方もかえねばなりませんが、2つも障害をかかえて歌っていた技術をもってすればなんとかなると思っています。
楽しみです
ただ心配な事は、私の細胞が元気すぎて余計に増殖してしまう可能性もなきにしもあらずだそうで….
そうなるとまた切らなくちゃならない。難儀な事です
写真は正面からみた声帯断面図J-stage久留未大学医学部耳鼻咽喉科学教室(主 任:平 野 実教授)より引用